外務本省

金田外務副大臣に対する
アブザイド国連パレスチナ難民救済事業機関事務局長の表敬について

平成18年1月17日

(写真)アブザイド国連パレスチナ難民救済事業機関事務局長による金田副大臣表敬(平成18年1月17日)

  1. 金田副大臣は、17日、午前10時15分から約30分間、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のアブザイド事務局長の表敬訪問を受けた。アブザイド事務局長は、昨年6月28日に3年間の任期で就任し、今回が初めての訪日となる。
  2. 冒頭、金田副大臣より、日本は、中東におけるUNRWAの活動の重要性を認識しており、貴事務局長のリーダーシップにより、UNRWAの活動が一層効率的になることを期待している旨述べた。これに対し、アブザイド事務局長より、現在、UNRWAは組織改革に取り組んでおり、改革に関する日本の知的貢献についても感謝している旨述べた。
  3. アブザイド事務局長より、今般決定された人間の安全保障基金を活用した支援をはじめとした、日本の様々なスキームによる継続的支援に対する謝意が表明され、とりわけ人間の安全保障の概念については、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)に勤務していた頃から、その概念の発展に係わった経緯もあり、非常に関心を有している旨の発言があった。また、同事務局長は、UNRWAは、難民の人材育成を重視しており、人間の安全保障の概念に共通すると認識している旨述べた。
  4. これに対し、金田副大臣より、今般、中東和平問題の解決に向けたわが国の決意を示すべく、総理がパレスチナを訪問する予定であったが、シャロン首相の緊急入院により延期されたのは、大変残念であった、しかしながら、わが国が中東和平問題に積極的に関与していくことには変わりなく、2005年には対パレスチナ支援として、1億2千万ドル以上の支援を実施した旨述べた。
  5. 最後に、金田副大臣とアブザイド事務局長は、日本とUNRWAが今後より一層関係を強化していくことを確認しつつ、会談を了した。
このページのトップへ戻る
目次へ戻る