
クラーク国連開発計画(UNDP)総裁による福山外務副大臣への表敬
平成21年11月24日

- 福山外務副大臣は、24日(火曜日)16時10分から約25分間、外務省において、ヘレン・クラーク国連開発計画(UNDP)総裁の表敬を受けました。
- 福山副大臣より、我が国のアフガニスタン支援に対するUNDPからの協力に心からの謝意を表明するとともに、アフガニスタンの復興と安定のため引き続きUNDPと緊密に連携していきたいと述べました。また、気候変動問題に関しても、「鳩山イニシアティブ」をどのように具体化していくか検討する上で、気候変動と開発の問題に関するUNDPの比較優位を活用し、緊密に協力していきたい旨述べました。
- これに対しクラーク総裁より、アフガニスタン支援や気候変動問題に関し、UNDPとしても具体的に協力する用意があり、日本の取組を応援すべく更に連携していきたい旨応じました。
- さらに、クラーク総裁より、UNDPの通常予算(コア予算)に対する我が国からの任意拠出金が減少していることへの懸念が表明されました。これに対し福山副大臣より、UNDPのコア予算に対する我が国からの任意拠出金の状況が厳しいことは残念に思うが、我が国の経済・財政状況が厳しいことも理解して欲しいと応じました。
- このほか、ミレニアム開発目標(MDGs)達成に向けたアフリカに対する支援の重要性等について意見交換が行われました。