外務本省

デビッド・ナバロ国連食料安全保障危機ハイレベル・タスクフォース調整官兼国連インフルエンザ対策上級調整官による福山外務副大臣、吉良外務大臣政務官への表敬

平成21年10月27日

(写真)
  1. 10月27日(火曜日)、福山外務副大臣及び吉良外務大臣政務官は、訪日中のデビッド・ナバロ国連食料安全保障危機ハイレベル・タスクフォース調整官兼国連インフルエンザ対策上級調整官の表敬訪問を受けました。
  2. 冒頭、福山副大臣より、食料問題とインフルエンザという2つの重要な問題につき手腕を発揮しているナバロ調整官に敬意を表すると述べたのに対し、同調整官より、両問題についての日本の貢献に感謝の意が表明されました。
  3. 食料安全保障に関し、ナバロ調整官より、多くの途上国で食料危機は続いているとして現状の説明がありました。これに対し、福山副大臣より、食料問題と気候変動との関連を指摘しつつ、日本はG8ラクイラ・サミットで表明した今後3年間で少なくとも30億ドルの農業関連支援等を通じてミレニアム開発目標の達成に貢献していく旨述べました。また、吉良政務官より、アフリカへの農業支援が重要としつつ、世界中で進んでいる「農地争奪」の問題に対処するために責任ある国際農業投資を促進していくことが必要と述べたのに対し、ナバロ調整官より、この分野での日本のリーダーシップに敬意を表するとの発言がありました。
  4. インフルエンザの問題に関し、ナバロ調整官より、途上国における新型インフルエンザ対策への日本の支援に感謝の意が表明されました。
このページのトップへ戻る
目次へ戻る