外務本省

クリストフ・ベン世界エイズ・結核・マラリア対策基金渉外局長による藤村外務副大臣への表敬

平成22年6月22日

  • (写真)クリストフ・ベン世界エイズ・結核・マラリア対策基金渉外局長による藤村外務副大臣への表敬
  1. 22日,藤村副大臣は,訪日中のクリストフ・ベン世界エイズ・結核・マラリア対策基金(世界基金)渉外局長による表敬を受けました。
  2. 藤村副大臣は,冒頭,以前副会長を務めていた「あしなが育英会」による民間の支援活動を紹介しました。また,日本政府として世界基金の三大感染症対策における役割を評価し,9月に予定されているMDGs(Millennium Development Goals:ミレニアム開発目標)国連首脳会合に向け協力を強化していくと述べました。
  3. ベン渉外局長からは,日本が世界基金の設立に果たした役割やドナーとしての貢献の他,「あしながウガンダ」(NGO)が世界基金と協力してエイズ遺児への支援を行っていることへの感謝表明がありました。
  4. 更に,ベン渉外局長からは,世界基金のこれまでの実績に触れつつ,本年はMDGs達成に向けて,日本が資金的貢献に加えて政治的なリーダーシップを果たすことを期待している旨発言がありました。特に,10月に予定されている世界基金の第3次増資会合においては,日本政府に過去の拠出約束額を上回る新規拠出発表をしていただきたいとの言及がありました。
  5. これに対し,藤村副大臣は,増資会合の対応については今後も検討していきたい,そのためには日本国内での支持を得ることが重要であり,世界基金による新興ドナーへの働きかけや,日本国内での広報,世界基金の日本人職員の増加などについて努力してほしいと述べ,日本政府としてもそのための協力をしていく旨述べました。
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