10日(金曜日)午後2時15分より約40分間,伴野外務副大臣は,参議院議長招待により訪日中のソビロフ・ウズベキスタン上院議長と会談をおこなったところ,概要以下のとおりです。
- 冒頭,ソビロフ上院議長より,ウズベキスタンを含む中央アジア地域に対するこれまでの日本の支援に謝意を表すると共に,今次訪日が今後,両国議会間協力の発展に良い刺激となることを期待する旨述べました。また,日本とウズベキスタンは,地理的には離れているが民族的・文化的には共通点が多く,それが両国の友好関係に大きな役割を果たしている,国民の努力により戦後の困難を乗り越えて先進国となった日本を手本としたい旨述べました。さらに,本年8月,ウズベキスタン(タシケント)で「中央アジア+日本」対話の第3回外相会合が成功裡に開催されたことにより,日本と中央アジア地域全体との一層の関係発展が期待できる旨述べました。
- これに対し伴野外務副大臣は,これまでのインフラ整備をはじめとする様々な日本の協力を,今後,より「立体的な」支援につなげるべく,国や街の発展と共に変化するインフラのあり方も考慮に入れた支援が必要である旨述べました。また,日本の技術力や人材力を活かして,ウズベキスタンとの間で互恵的な関係を構築していきたい旨述べました。
- このほか,両国間の投資・産業交流の促進,大使館を通じた情報交流の活発化,国際場裡における協力等についても,意見交換が行われました。