(1)日本がASEAN統合を支援していく姿勢を改めて強調するとともに、ASEAN統合支援の一環として、5,200万ドルの新たな協力を実施することを表明した。さらに、「繁栄し安定した東アジアのための戦略的パートナー」として日ASEAN関係を強化するために、今後とも各国外相と積極的に協力していく意向を表明した。
(2)北朝鮮問題に関し、(i)ASEANを含む各国が、安保理決議の履行等を通じ、北朝鮮に国際的圧力をかけていく必要があること、(ii)また、拉致問題は、国内の人権問題ではなく、他国の主権を侵した国際的な犯罪であり、国際的連携により拉致問題を一日も早く解決したいということを強く訴えた。