報道発表
ユネスコ無形文化遺産保護条約「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」への記載に関する審議結果

平成25年12月5日

  1. 1 12月2日から7日までの日程で,アゼルバイジャン共和国の首都バクー市で開催されているユネスコ無形文化遺産保護条約第8回政府間委員会において,「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表(代表一覧表)」への提案についての審議が行われました。

    2 その結果,12月4日(現地時間同日),我が国から提案の「和食;日本人の伝統的な食文化-正月を例として-」について,正月行事に典型を見ることができる自然の尊重という根本的な精神に関連した社会的慣習として,代表一覧表記載のための基準を満たしていることから,「記載」の決議がなされました。

    (参考)

    1 無形文化遺産保護条約
     伝統的舞踊,音楽,演劇,工芸技術,祭礼等の無形文化遺産を消失の危機から保護し,次世代へ伝えていくことを目的とし,2003年の第32回ユネスコ総会において採択,我が国は2004年6月に条約を締約。締約国は,現在157か国。

    2 人類の無形文化遺産の代表的な一覧表
     無形文化遺産の認知や重要性についての意識の向上,文化の多様性を尊重する対話の奨励を目的として,「無形文化遺産保護条約」により作成,更新及び公表がすることが定められた一覧表。

    3 ユネスコ無形文化遺産保護条約政府間委員会
     ユネスコ無形文化遺産保護条約の締約国から選出された24カ国で構成され,年1回開催。補助機関の勧告を踏まえ,代表一覧表への記載について最終決定する。

    4 「和食;日本人の伝統的な食文化-正月を例として-」の概要
     正月行事などの年中行事と密接に関わり,「自然の尊重」という日本人の精神を体現した,食に関する社会的慣習

    5 人類の無形文化遺産の代表的な一覧表記載のための基準

    (1)口承による伝統及び表現,芸能,社会的慣習,儀式及び祭礼行事等の「無形文化遺産」であること。
    (2)申請案件の記載が,無形文化遺産の認知,重要性に対する認識を確保し,対話を誘発し,よって世界的に文化の多様性を反映しかつ人類の創造性を証明することに貢献するものであること。
    (3)申請案件を保護し促進することができる保護措置が図られていること。
    (4)申請案件が,関係する社会,集団及び場合により個人の可能な限り幅広い参加及び彼らの自由な,事前の説明を受けた上での同意を伴って提案されたものであること。など


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