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貿易経済に関する日露政府間委員会(概要)

2011年10月

1.貿易経済政府間委員会の概要

(1)位置づけ

 本件委員会は、日本側は外務大臣、ロシア側は産業貿易大臣(2010年12月現在)という閣僚レベルにおいて、日露経済関係の全ての問題について包括的に協議を行うことのできる唯一の場。

(2)機能

 主として以下を行うことにより、両国の貿易経済関係の発展を側面支援することを目指す。

 現在は、極東・東シベリア地域における案件、ロシアの近代化に資する案件を促進するための取組を中心に進めている。

(3)分科会

(イ)上記1995年7月の合意により三つの分科会( 1)「二国間貿易経済関係の障害除去」、2)「ロシアの改革支援」、3)「極東地域との経済関係」)を設置。分科会の議長は局次長級。

(ロ)2000年11月の第4回会合において、上記 1)、2)の分科会を統合することで一致し、「貿易投資分科会」及び「極東分科会」の二本立てとなった。

(ハ)2007年2月、「極東分科会」を「地域間交流分科会」に改組。

(ニ)2008年4月、「極東・東シベリア・イニシアティブ」のフォローアップのため、地域間交流分科会を次官級に格上げすることで一致。

(ホ)2009年12月、極東・東シベリア地域における大規模協力案件フォローのための、貿易投資分科会を次官級に格上げすることで一致。

2.設置に至る経緯

(1)1994年11月、サスコベッツ第一副首相(当時)の訪日時に河野洋平外務大臣(当時)と、貿易経済問題協議の場として両国の閣僚を共同議長とする委員会を設置することを内容とする覚書に署名。

(2)1995年7月、東京にて貿易経済に関する日露次官級会議を開催。林貞行外務審議官(当時)とフラトコフ対外経済関係省(現経済発展省)第一次官(当時)との間で「貿易経済に関する日露政府間委員会の活動に関する覚書」に署名。

(3)貿易経済に関する日露政府間委員会第1回会合は、1996年3月にモスクワで開催(池田行彦外務大臣・サスコヴェッツ第一副首相)。

3.最近(2005年以降)の主な開催実績

最近(2005年以降)の主な開催実績
日付 内容
2005年1月 モスクワで日露政府間委員会共同議長間会合を開催。
(町村信孝外務大臣・フリステンコ産業エネルギー大臣)
2005年4月 東京で日露政府間委員会第7回会合を開催。
(町村信孝外務大臣・フリステンコ産業エネルギー大臣)
2005年10月 東京で貿易投資分科会第3回会合を開催。
2007年2月 東京で極東分科会第7回会合を開催し、地域間交流分科会に改組。
2007年2月 東京で日露政府間委員会共同議長間会合を開催。
(麻生太郎外務大臣・フリステンコ産業エネルギー大臣)
2007年10月 ウラジオストクで地域間交流分科会第1回会合を開催。
2008年4月 モスクワで日露政府間委員会共同議長間会合を開催。
(高村正彦外務大臣・フリステンコ産業エネルギー大臣)
2008年9月 モスクワで貿易投資分科会第4回会合を開催。
2008年9月 東京で地域間交流分科会第2回会合を開催(以後、次官級で開催)。
2008年10月 東京で日露政府間委員会第8回会合を開催。
(中曽根弘文外務大臣・フリステンコ産業貿易大臣)
2009年12月 モスクワで日露政府間委員会共同議長間会合を開催。
(岡田克也外務大臣・フリステンコ産業貿易大臣)
2010年3月 東京で貿易投資分科会第5回会合を開催(以後、次官級で開催)。
2010年4月 東京で日露政府間委員会共同議長間会合を開催。
(岡田克也外務大臣・フリステンコ産業貿易大臣)
2010年9月 モスクワで貿易投資分科会第6回会合を開催。
2011年2月 東京で日露政府間委員会第9回会合を開催。
(前原誠司外務大臣・フリステンコ産業貿易大臣)
2011年7月 ロシア(ニジニ・ノヴゴロド)で地域間交流分科会第3回会合を開催。
2011年10月 東京で貿易投資分科会第7回会合を開催。
2011年10月 東京で日露政府間委員会共同議長間会合を開催。
(玄葉光一郎外務大臣・フリステンコ産業貿易大臣)
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