報道発表
日米軍縮・不拡散委員会の開催(結果)
平成28年7月21日
1 7月20日(現地時間),米国のワシントンDCにおいて,相川一俊軍縮不拡散・科学部長はローズ・ゴッテメラー米国国務次官(軍備管理・国家安全保障担当)(Ms. Rose E. Gottemoeller, Under Secreatry for Arms Control and International Security)と日米軍縮・不拡散委員会を開催しました。
2 今回の協議では,核軍縮・不拡散を始め,軍縮・不拡散に関する両国共通の関心事項や地域情勢等について,幅広く意見交換を行いました。
3 核軍縮・不拡散については,4月のG7広島外相会合における「広島宣言」(PDF)発出や5月のオバマ米国大統領の広島訪問などを踏まえ,「核兵器のない世界」の実現に向けて日米で連携すること,特に来年から始まる2020年核兵器不拡散条約(NPT)運用検討会議プロセスの成功に向けて日米で連携し,最大限の努力を行っていくことで一致しました。
4 地域情勢については,北朝鮮の核実験,弾道ミサイル発射など,東アジアの安全保障環境がより一層厳しさを増していると認識し,途上国による輸出管理体制の強化を支援することなど,日米で更に緊密に連携・協力していくことで一致しました。また,イランの核合意の着実な履行に向けた現状等について意見交換しました。
(参考)最近の日韓軍縮・不拡散協議の開催実績
- 2015年8月10日 日米軍縮・不拡散委員会(東京)
- 2014年9月22日 日米軍縮・不拡散委員会(ワシントン)
- 2013年9月30日 日米軍縮・不拡散委員会(ワシントン)