報道発表
「ARF海賊対策セミナー」の開催(結果)

平成27年3月4日

  • ARF海賊対策セミナー1
  • ARF海賊対策セミナー2
  1. 1 3月3日から4日まで,外務省は東京(三田共用会議所)において,ASEAN地域フォーラム(ARF)公式行事として「ARF海賊対策セミナー」を開催しました。

    2 本セミナーには,我が国及びARFメンバーの外務・防衛・海上保安当局者の他,海洋安全保障分野の専門家並びに海運業界関係者が出席しました。片山芳宏外務省海上安全保障政策室長が,マレーシア,インド及び米国とともに共同議長を務めました。

    3 3日の夕刻に行われた歓迎レセプションでは,薗浦健太郎外務大臣政務官が挨拶を行い,(1)地域には海洋分野において取り組むべき課題が山積している,(2)アジアの海をオープンなものとし,自由で,平和なものとすることが,地域及び国際社会全体の平和と安定及び繁栄に不可欠である,(3)日本が掲げる「積極的平和主義」の一環として,本セミナーが,インド洋から太平洋にかけて「法の支配」に基づく開かれ安定した海洋を確保する,という共通の目的に向けた更なる協力の土台となることを願う旨述べました。

    4 セミナーの概要は以下のとおりです。

    (1)3日のセッションでは,アジアの海賊・海上武装強盗の現状認識,海賊等対処のための法制度及び海上保安機関の強化の重要性を共有すべく,我が国から海賊対処法及び海上保安庁の任務・体制等について説明を行いました。

    (2)4日のセッションにおいては,アジアの海賊等対策強化のための課題の特定及び解決策について議論を行いました。また我が国から,海上保安庁の海賊対策の取組み,国際協力の事例を紹介しました。

    (3)各セッションでの活発な議論を通じて,航行の自由・安全の確保が地域の繁栄の課題であるとの認識が共有されるとともに,海賊対策におけるさらなる行動のため,沿岸国の海上保安機関の能力向上支援,既存のメカニズムを通じた情報共有の円滑化のための協力及び各国の海上保安機関間の経験を共有するための交流の促進について提言されました。

    (参考)ARFメンバー(26か国+EU:北朝鮮も含まれる)

    ASEANブルネイ,インドネシア,マレーシア,タイ,フィリピン,シンガポール,ベトナム,ラオス,ミャンマー,カンボジア
    非ASEAN日本,米国,カナダ,豪州,ニュージーランド,パプアニューギニア,韓国,北朝鮮,モンゴル,中国,ロシア,インド,パキスタン,東ティモール,バングラデシュ,スリランカ
    EU

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