報道発表
「V4+日本」ODAセミナーの開催(概要)
平成25年11月7日
1 11月6日,ブダペストにおいて,「V4+日本」ODAセミナーが開催されました。同セミナーは,今年6月の「V4+日本」首脳会合(於:ワルシャワ)のフォローアップの一環として行われました。
2 同セミナーには,我が国から梅田邦夫外務省国際協力局長や市川雅一JICA理事をはじめとする関係者が出席しました。V4からは,現在のV4議長国であるハンガリーのヴィンテルマンテル・ペーテル外務次官補(グローバル問題担当)(Mr. Péter WINTERMANTEL, Deputy State Secretary for Global Affairs)をはじめ,チェコ,ポーランド及びスロバキアから政府関係者が出席しました。
3 同セミナーでは,我が国及びV4のODA政策等に関する知見を共有したほか,援助協調における「V4+日本」の具体的協力として,東方パートナーシップ対象国及び西バルカンにおいて,今後,共同プロジェクトを実施すべく協力していくことで合意しました。
(参考1) V4
1991年に設立されたチェコ,ハンガリー,ポーランド,スロバキアによる地域協力の枠組み。初回会合がハンガリー北部のヴィシェグラードで開催されたことから,「ヴィシェグラード4か国」(V4)と呼ばれる。
(参考2) 東方パートナーシップ
EU(V4はEU加盟国)がポーランド及びスウェーデンの提唱を受け,欧州近隣国政策(ENP)の一環として,東方6か国(ウクライナ,モルドバ,ベラルーシ,アルメニア,グルジア,アゼルバイジャン)に対する地域的協力関係を強化するための枠組として策定したもの。