
フィルテル化学兵器禁止機関(OPCW)事務局長の来日について
平成19年8月29日
- ロヘリオ・フィルテル化学兵器禁止機関(OPCW)事務局長は、8月26日(日曜日)から29日(水曜日)まで来日した。
- フィルテル事務局長は、27日(月曜日)、札幌で開催された第19回国連軍縮会議に参加し、化学兵器禁止条約(CWC)発効10周年を記念したCWC特別セッションにて基調講演を行った。また、28日(火曜日)、(財)日本国際問題研究所軍縮・不拡散促進センターにおいて、発効10周年を迎えたCWCの役割と今後の課題について講演を行った。2回にわたる講演を通じ、CWCの重要性とOPCWの役割、今後の課題等について参加者の理解を促し、活発な質疑応答も行われた。
- 更に、谷内正太郎外務事務次官、守屋武昌防衛事務次官、東良信内閣府審議官、照井恵光経済産業省製造産業局次長をはじめとする我が国政府関係者との間で、化学兵器の廃絶と拡散防止のためにOPCWが果たしている役割とそれに対する我が国の貢献、化学テロの防止、中国遺棄化学兵器問題等について、幅広い意見交換を行った。
(参考) 化学兵器禁止機関(OPCW)の概要
化学兵器を全面的に禁止する化学兵器禁止条約(CWC、1997年4月発効)に基づき設立された国際機関であり、本部はオランダのハーグ市に設置。世界的な化学兵器の全面禁止及び不拡散のため、現存する化学兵器及びその生産施設の廃棄の進捗を査察等を通じてモニターしている他、民生用化学物質が化学兵器に転用されることを防ぐための産業査察等を実施。また各種セミナーや訓練コースも実施。