報道発表

ソマリア沖海賊対策に関するハイレベル会合への西村外務大臣政務官の出席

平成21年6月4日
  1. 6月9日(火曜日)と10日(水曜日)の両日、西村康稔外務大臣政務官は、日本政府を代表して、ソウルにて開催される、ソマリア沖海賊対策に関するハイレベル会合に出席します。
  2. 同協議は、日本、韓国、国際海事機関(IMO)が協力して開催するものであり、韓国の申ガク秀(シン・ガクス)外交通商部第2次官、IMOの関水康司海上安全部長などが出席します。本年2月の日韓外相会談において、日韓両国は、海賊対策における日韓間の協力の可能性を検討することで合意しましたが、本会議の開催はまさにそれが具体化された好例です。日本はこの会議で、「海運業界のベスト・プラクティス」に関するセッションの議長を務めます。
  3. ソマリア沖の海賊対策は、国際的な課題であると同時に日本国民の生命・財産の保護及び海上輸送の安全確保という観点からも極めて重要です。このハイレベル会合には、ソマリア沖・アデン湾沿岸国を含む25か国、4国際機関の代表が参加する予定です。日本は、アジア地域における海賊対策の経験を踏まえ、周辺沿岸国の海上取り締まり能力の向上、海賊事案増加の背景にある不安定なソマリア情勢の安定化など、具体的な支援策を話し合い、引き続き、海賊対策に最大限の力を尽くしていく考えです。
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