ODAとは? ODA予算・実績

2006年(暦年)における我が国の開発途上国に対する資金の流れについて

平成19年11月7日

  1. 2006年(暦年)における我が国の政府開発援助(ODA)、その他政府資金(OOF)、民間資金(PF)及び民間非営利団体(NGO)による贈与を含めた開発途上国に対する資金の流れについての集計が終了し、本7日発表の運びとなった。主要点は以下の通り(東欧及び卒業国と欧州復興開発銀行(EBRD)向けを除く。詳細は別表参照(PDF)PDF)。
  2. 2006年における我が国から開発途上国に対する資金の流れは、支出純額(ネット)実績で262.3億ドル(3兆532億円)となり、前年の232.6億ドルに比べ、29.7億ドル増加した(対前年比12.8%増)。その他政府資金(OOF)のうち直接投資金融等の増加が主な要因である。
  3. 政府開発援助(ODA)実績は、二国間政府貸付等の支出純額の減少や債務救済の減少等により、支出純額(ネット)実績で前年比14.9%減の111.9億ドル(1兆3,022億円)となった。なお、支出総額(グロス)実績では、前年比8.2%減の171.2億ドル(1兆9,922億円)。
  4. 我が国の2006年のODAの対GNI比率は、支出純額(ネット)では0.25%となり、前年の0.28%から0.03ポイント減少した。支出総額(グロス)では0.38%となり、0.02ポイント減少した。
  5. 形態別金額と対前年比(ドルベース)

    (1)ODA:111.9億ドル(▲19.6億ドル、前年比▲14.9%)

    (2)その他政府資金: 24.4億ドル(+48.6億ドル)

    (3)民間資金:122.9億ドル(+0.1億ドル、前年比+0.1%)

    (4)NGOによる贈与: 3.2億ドル(+0.6億ドル、前年比+23.5%)

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