平成26年10月31日
平成26年10月30日(木曜日),中根外務大臣政務官は横浜市で開催された「第3回アジア・スマートシティ会議」に出席し,基調講演を行いました。
- 中根政務官からは,新興国や途上国の開発課題の克服に貢献し,これらの国々の活力を日本に取り込み,共に経済成長を実現していくために,ODAを積極的に活用することとしていることを紹介の上,民間部門や地方自治体などに開発協力の担い手を拡大しつつ,官民及び官公民で積極的に連携を図ることがますます重要となっていることを説明しました。
- また,中根政務官は,ODAを活用した地方自治体の海外展開支援の具体例として,横浜市,東松島市,埼玉県,北九州市,神戸市等のアジアにおける事業を紹介した上で,海外展開に関し先進的な取組を進めている日本の地方自治体の有する知見を,他の地方自治体と共有することの重要性を指摘し,外務省及びJICAとして,外務省など中央政府と地方自治体との対話に加え,日本の地方自治体間でも経験を共有し合い,国際協力に携わる地方自治体のすそ野を拡げることを目標としたセミナーを実施する予定であることを説明しました。
中根政務官は,今後も民間や地方自治体を含めたオールジャパンでアジアの国々を始めとする諸外国との関係を含めるべく努力を続けていきたい旨述べました。
(参考)「第3回アジア・スマートシティ会議」
アジア新興国のリーダーが集まり,スマートで持続可能な都市開発の課題や施策につき,知見を共有し,議論するグローバルなプラットフォームの確立を目的として,平成26年10月30日に横浜市において開催された国際会議。アジア諸国24都市及び関係機関が参加。