平成17年7月9日
<参考1>グレンイーグルズ・サミットで表明されたODAの中期的な目標の概要
(注)ODA事業量は、大きく分けて、(1)円借款、(2)無償資金協力・技術協力による贈与や国際機関への出資・拠出等、(3)債務救済で構成される。
<参考2>総理内外記者会見 概要(関連部分抜粋)
(7月8日18時(日本時間9日午前2時)、於:エディンバラ)
「(前略)今まで、日本はODA等の見直しを進めてきた。90年代においては世界でも日本のODAは第一位であったが、見直ししてきた結果、日本のODAはだんだん増えるというよりも減るような状況であったが、G8諸国がこれからやはりアフリカは大事だということで、アフリカの支援を増やしていかねばならないということなので、日本もこれから減額するのでなく増額の方向に転じる方針を表明した。具体的には、ODA全体としては、今後5年間で100億ドルを積み増そう、3年間でアフリカに対する支援を倍増させよう、ということをこのサミットでも表明した。これからも、日本はG8諸国とは勿論、アジア諸国とも協力しながらアフリカが自らの力で立ち上がれるように、アフリカが最も必要としている分野に支援、協力していきたいと思っている。(後略)」