
小島嶼開発途上国とは
平成17年9月
1.小島嶼開発途上国(SIDS : Small Island Developing States)とは:
領土が狭く、太平洋・西インド諸島・インド洋・カリブ海などに位置する島国。地球温暖化による海面上昇などの環境面影響の被害を特に受けやすく、島国固有の問題(少人口、遠隔性、自然災害等)による脆弱性の故に持続的開発が困難だとされる開発途上国。これらの国は小島嶼国連合(AOSIS : Alliance of Small Island States)を形成しており、現在、国連におけるSIDSメンバー・リストには41カ国(リストは「(参考部分)」参照)。
2.小島嶼開発途上国国際会議に係わるこれまでの経緯:
1994年4月にバルバドスで「小島嶼国の持続可能な開発に関する国際会議」が開催され、脆弱な生態系の保全や人的資源の開発を目的とした行動計画(BPOA)が採択された。また、99年9月にはバルバドス行動計画の実施の見直しと評価を行うことを目的に国連「小島嶼国特別総会(第22回国連特別総会)」が開催された。小島嶼開発途上国国際会議はバルバドスの会合から10年目の見直しを行うための会合との位置付け。
3.同会議の概要
(1)会期:2005年1月8日〜14日(ハイレベル会議:同13―14日)
(2)場所:モーリシャス(コンベンションセンター)
(3)スケジュール:
- (イ)採択文+一般文書の策定:
- 8日(土曜日)〜9日(日曜日)非公式協議
10日(月曜日)〜12日(水曜日)一般委員会
- (ロ)本会議:
- 10日:一般スピーチ、国際機関及び市民社会のスピーチ。
10―12日:パネル・ディスカッション(テーマは、経済問題、社会問題、環境問題及び国作りの4点)。
- (ハ)ハイレベル会議:
- 13日(木曜日)〜14日(金曜日)、代表者のスピーチ及びラウンド・テーブル方式の対話の機会を設ける。
- 「モーリシャス戦略文書」及び「政治宣言」を採択。
- 我が国より川口内閣総理大臣補佐官が首席代表として出席。
5.今後のフォローアップ
2005年4月に開催された国連持続可能な開発委員会第13会期(CSD13)の決定として小島嶼開発途上国の持続可能な開発のためのモーリシャス戦略実施プログラムの実施状況を検討するため、CSD2年サイクルの内、CSDレビュー年における会合の1日をこれにあてることとなった。
(参考)
- アジア:
- モルディブ、シンガポール
- 大洋州:
- キリバス、サモア、ソロモン、ツバル、トンガ、ナウル、バヌアツ、パプアニューギニア、パラオ、フィジー、マーシャル、ニウエ、クック諸島、ミクロネシア
- カリブ:
- アンティグア・バーブーダ、キューバ、ジャマイカ、セントクリストファー・ネイヴィース、セントビンセント、セントルシア、ドミニカ、トリニダード・トバゴ、ハイチ、バハマ、バルバドス、ベリーズ、グレナダ、スリナム
- 欧州:
- マルタ、キプロス
- アフリカ:
- ギニア、ギニアビサウ(政府未承認)、コモロ、サントメ・プリンシペ 、セーシェル、モーリシャス、カーボヴェルデ