報道発表

佐藤外務副大臣のチャド,カメルーン,中央アフリカ訪問(結果)

平成30年5月9日

  1.  5月1日から8日まで,佐藤正久外務副大臣は,チャド共和国,カメルーン共和国及び中央アフリカ共和国を訪問したところ,概要は次のとおりです。

    1 チャド(5月2日及び3日)

    (1)イドリス・デビー・イトゥノ大統領(H.E. Mr. Idriss Deby Itno, President)への表敬
     佐藤副大臣から,今回は現職政務初となる訪問であり,TICADプロセスを通じて二国間関係を更に強化していきたい旨述べるとともに,来年のTICAD7への参加を求めました。また,国連安保理改革や北朝鮮問題等の国際場裡における連携を要請しました。これに対し,デビー・イトゥノ大統領から,日本からの支援に対して感謝する旨述べるとともに,チャド及びサヘル地域の安定化の現状を説明しました。また,国連安保理改革や北朝鮮問題等で日本と連携していきたい旨述べました。

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      デビー・イトゥノ大統領への表敬

    (2)シェリフ・マハマット・ゼネ外務・アフリカ統合・国際協力大臣(H.E. Mr. Sherif Mahamat Zene, Minister of Foreign Affairs, African Integration and International Cooperation)との会談
     佐藤副大臣から,二国間協力関係強化の面でのTICADプロセスの重要性を強調し,人材育成等で貢献していきたい旨述べるとともに,大阪万博への支持等を要請しました。これに対し,シェリフ外務・アフリカ統合・国際協力大臣から,TICADプロセスの重要性を強調し,日本からの人道・開発支援への期待が表明されました。このほか,双方は,国連安保理改革,北朝鮮問題等国際場裡における諸課題についても意見交換を行いました。

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      シェリフ外務・アフリカ統合・国際協力大臣との会談

    (3)その他
     佐藤副大臣は,ボコ・ハラム掃討作戦を実施する多国籍合同軍本部を視察したほか,在留邦人とも懇談を行いました。

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      多国籍合同軍本部を視察

    2 カメルーン(5月3日から5日)

    (1)フィレモン・ヤン首相(H.E. Mr. Philemon Yang, Prime Minister)への表敬
     佐藤副大臣から,TICADプロセスを通じた二国間関係の強化について述べるとともに,来年のTICAD7へのビヤ大統領の参加を求めました。また,国連安保理改革や北朝鮮問題等の国際場裡における連携を要請しました。これに対し,ヤン首相から,同国の治安の現状について説明があったほか,日本からの支援への感謝と期待が表明されました。

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      ヤン首相への表敬

    (2)ルジューヌ・ンベラ・ンベラ外務大臣(H.E. Mr. Lejeune Mbella Mbella, Minister of External Relations)との会談
     冒頭,ンベラ・ンベラ外務大臣から,二国間及び国際選挙における協力関係に関し詳細な説明があり,日本からの民間投資の促進や人材育成への支援についての希望が述べられました。これに対し,佐藤副大臣から,前在京大使のンベラ・ンベラ大臣とお会いでき嬉しい,カメルーンとの友好関係を強化していきたい旨述べるとともに,北朝鮮問題に関する日本の立場を説明し,カメルーンの理解と協力を求めました。このほか,双方は,大阪万博への支援,国連安保理改革,IWC等国際場裡における諸課題についても意見交換を行いました。

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      ンベラ・ンベラ外務大臣との会談

    (3)その他
     佐藤副大臣は,国連開発計画(UNDP)を通じて日本が支援している平和維持活動訓練センター(EIFORCES)を視察したほか,在留邦人とも懇談を行いました。

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      平和維持活動訓練センター(EIFORCES)視察
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      在留邦人との懇談

    3 中央アフリカ(5月5日及び6日)

    (1)フォースタン・アーシャンジュ・トゥアデラ大統領(H.E. Mr. Faustin Archange Touadéra, President)への表敬
     佐藤副大臣から,冒頭,最近首都バンギにおいて発生した衝突事案の犠牲者に対する哀悼の意を表明しました。また,来年開催されるTICAD7への参加を求めるとともに,北朝鮮問題や国連安保理改革といった国際場裡における諸課題において連携していきたい旨述べました。これに対し,トゥアデラ大統領から,日本大使館の再開の希望が述べられたほか,これまでの日本の支援に対する感謝と支援の強化の要請がありました。

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      トゥアデラ大統領への表敬

    (2)シャルル・アーメル・ドゥバンヌ外務・在外国民大臣(H.E. Mr. Chalres Armel Doubane, Minister of Foreign Affairs and Central Africans Abroad)及びフェリックス・モルア経済計画・協力大臣(H.E. Mr. Félix Moloua, Minister of Economy, Planning and Cooperation)との会談
     冒頭,ドゥバンヌ外務・在外国民大臣から,これまでの日本の支援に感謝すると共に,人道支援及び電力事業等への支援への希望が述べました。また,モルア経済計画・協力大臣から同国の国家再建・平和構築計画(RCPCA)の課題の説明があり,日本からの支援の要請がありました。これに対し,佐藤副大臣から,選挙により民主的に選出された現政権を支援し,中央アフリカとの友好関係を強化していきたい旨述べるとともに,北朝鮮問題に関する日本の立場を説明し,中央アフリカの理解と協力を求めました。このほか,双方は国連安保理改革,北朝鮮問題等国際場裡における諸課題についても意見交換を行いました。また,ドゥバンヌ外務・在外国民大臣主催の夕食会も開催されました。

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      ドゥバンヌ外務・在外国民大臣との会談

    (3)その他
     佐藤副大臣は,国連中央アフリカ多面的統合安定化ミッション(MINUSCA)本部,UMIRR(性的暴力に関する緊急介入・鎮圧混合ユニット)を訪問し,関係者と意見交換を行ったほか,在留邦人とも懇談を行いました。

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      国連中央アフリカ多面的統合安定化ミッション(MINUSCA)本部訪問
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      UMIRR(性的暴力に関する緊急介入・鎮圧混合ユニット)訪問

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