報道発表

日・ブータン外相会談

平成30年4月14日

英語版 (English)

  1. 4月13日,午後6時15分から2時間10分間,河野太郎外務大臣は,訪日中のツェリン・トブゲー・ブータン王国首相に同行したダムチョ・ドルジ・ブータン王国外務大臣(H.E. Mr. Damcho Dorji, Minister of Foreign Affairs of Bhutan)と神奈川県大磯町の旧吉田茂邸において,日・ブータン外相会談及びワーキングディナーを行ったところ,概要は以下のとおりです。なお,ワーキングディナーには,トブゲー首相も出席しました。
    • 画像1
      日・ブータン外相会談
    • 画像2
      日・ブータン外相会談
    • 画像2
      ワーキングディナーにトブゲー首相を出迎える河野外務大臣

    1 河野大臣から,ドルジ外務大臣の訪日と2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会におけるブータンのホストタウンである大磯への来訪を歓迎する,東京オリンピック・パラリンピックでブータンの選手が活躍することを期待する,日本とブータンの二国間関係を強化したい旨述べました。これに対し,ドルジ外務大臣から,日本側の歓迎に感謝する,歴史的な場所である旧吉田茂邸でお会いできてうれしい,首脳会談を始めとするトブゲー首相の今回の訪問は充実したものであった旨述べました。

    2 河野大臣から,皇室・王室の往来,1964年の農業専門家・故西岡京治氏派遣以来の日本の対ブータン支援の成果などを通じた日本とブータンの良好な関係に言及しつつ,今後開始される第12次5か年計画を踏まえたブータンの経済社会開発への支援を継続する,更なるボランティア派遣を検討する旨述べました。また,ブータン人の日本語留学生の増加を歓迎するとともに,留学生活の後押しのために協力したい,スポーツ交流を活性化したい旨述べました。これに対し,ドルジ外務大臣は,ブータンの農業発展に尽力したダショー西岡氏はブータン人の心に残っている,皇室・王室の交流,今般のトブゲー首相の訪日など二国間交流は良好である,これまでの日本の支援に感謝すると述べるとともに,後発開発途上国(LDC)卒業に向けて第12次5か年計画への支援を期待する,日本へのブータン人の留学生を支援していく,日本と協力していきたい旨述べました。

    3 双方は国際的な課題や地域情勢について意見交換を行い,特に北朝鮮については,先般の首脳会談でのやりとりを踏まえ,北朝鮮問題の解決に向けた率直な議論が行われました。また,ブータン側より,国際社会の平和と安定のための日本の役割に期待するとともに,国連安全保障理事会常任理事国入りを支持する旨の発言があり,河野大臣から,ブータンの支持に感謝する,国連改革の実現に向けて協力したい旨述べました。

    [参考]旧吉田茂邸別ウィンドウで開く
     旧吉田茂邸は吉田茂元総理大臣が1945年からその生涯を閉じる1967年までを過ごした邸宅。吉田元総理大臣の存命中に,今上天皇皇后両陛下やアデナウアー西ドイツ首相(当時)など国内外の要人が多く訪れた。吉田元総理大臣没後の1979年には,大平総理大臣(当時)とカーター米大統領が日米首脳会談を実施。


このページのトップへ戻る
報道発表へ戻る