報道発表
タジキスタンに対する無償資金協力に関する書簡の交換

平成28年3月9日

  1.  本9日(現地時間同日),タジキスタンの首都ドゥシャンベにおいて,我が方鎌田崇志在タジキスタン臨時代理大使と,先方ルシア・エルミ国際連合児童基金(UNICEF)タジキスタン事務所長(Ms. Lucia Elmi, United Nations Children’s Fund Representative in the Republic of Tajikistan)との間で以下1の無償資金協力に関する書簡の交換が,また,アシータ・ミッタル国際連合薬物犯罪事務所(UNODC)中央アジア地域事務所地域代表(Ms. Ashita Mittal, Regional Representative of the Regional Office for Central Asia, United Nations Office on Drugs and Crime)との間で,以下2の無償資金協力に関する書簡の交換が,それぞれ行われました。

    1 「小児疾患予防・管理計画(UNICEF連携)」(The Project for Prevention and Management of Childhood Illnesses)(供与額:6億3,300万円)

    (1)この協力は,タジキスタン全土において,UNICEFを通じてワクチンを含む基礎的医薬品及び医療機材の供与並びに関係保健行政担当官,医療従事者への研修を実施することにより,同国の乳幼児疾病,死亡率の削減及び母子保健システムの向上を図るものです。

    (2)今回の協力により,保健行政担当官及び医療従事者の能力向上が図られるとともに,適切な予算確保や小児疾患の治療が可能となることにより,対象地域住民の生活環境が改善され,もって同国の地域開発及び民生安定化に資することが期待されます。

    2 「ハトロン州国境安全強化計画(国連連携/UNODC実施)」(The Project for Strengthening Border Security in Khatlon Region)(供与額:2億6,700万円)

    (1)この協力は,アフガ二スタン北部国境地域に接するタジキスタンのハトロン州において,UNODCを通じて国境管理事務所及び国境監視所の整備並びに国境安全強化に係る人材育成を行うことにより,タジキスタン政府の国境管理体制の強化を図るものです。

    (2)今回の協力により,タジキスタンの国境管理能力が向上し,麻薬・武器等の密輸対策の強化が図られるとともに,当該地域の治安状況改善を通じた持続的な経済・社会発展が可能な国づくりに資することが期待されます。

    3 2015年10月,安倍晋三内閣総理大臣がタジキスタンを訪問した際に,両国は医療や国境管理・麻薬対策等の分野で協力していくことで一致(PDF)別ウィンドウで開くしました。今回の協力はそのフォローアップの一環として行われるものです。

    (参考)タジキスタン共和国基礎データ
     タジキスタンは面積約14.3万平方キロメートル(日本の約4割),人口約840万人,一人当たり国民総所得(GNI)は1,060米ドル(2014年:世界銀行資料)。


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