報道発表
OECD開発援助委員会(DAC)による2014年(暦年)の各国ODA実績(暫定値)の公表
平成27年4月8日
本8日,経済協力開発機構(OECD)開発援助委員会(DAC)事務局が2014年(暦年)の各国のODA実績(暫定値)(PDF)を公表しました。主要点は以下のとおりです。
2 対前年比でODA実績が大きく減少したのは,円安の進行によりドルベースでの金額が減少したことに加え,前年(2013年)には債務救済の実績の増加という特殊要因によりODA実績が増大したものが,2014年にはその要因がなくなったことなどによるものです。一昨年(2012年)と円ベースで比較すると,2014年の支出総額は11.1%増,支出純額は14.9%増となっています。
3 ODA(支出純額)の対GNI比については,DAC全体の平均で0.29%(昨年は0.30%),我が国は0.19%(昨年は0.23%,一昨年は0.17%)となっています。これはDAC加盟28か国中,第18位(昨年と同じ)です。
4 なお,DAC加盟28か国のODA実績合計(支出純額)は,前年比0.1%増の1,352億ドルとなりました。