報道発表
日スウェーデン外相会談

平成26年12月25日

英語版 (English)

  • 日スウェーデン外相会談1
  • 日スウェーデン外相会談2
  1.  本25日,岸田文雄外務大臣は,訪日中であるスウェーデンのマルゴット・ヴァルストローム外務大臣(H.E. Ms. Margot Wallström, Minister for Foreign Affairs of the Kingdom of Sweden)と,午前11時頃から約40分間,外相会談を行いました。会談の概要は以下のとおりです。

    1 冒頭(二国間関係を含む。)
     岸田大臣から,外務大臣再任後初の要人として,ヴァルストローム大臣の訪日を歓迎するとともに,国際的に高い発信力を有するスウェーデンと平和維持・構築,女性の参画,高齢化社会への対応等で協力したいと述べました。さらに,岸田大臣から,本年の日本人研究者3名によるノーベル物理学賞受賞や,明年3月に東京で開催予定のノーベル・プライズ・ダイアローグに触れつつ,科学技術分野で協力を促進したい旨述べました。これに対し,ヴァルストローム大臣から,訪日して岸田大臣とお会いできて嬉しい,両国間の関係はすでに良好だが,さらに二国間関係を発展させていきたいと述べました。また,ヴァルストローム大臣は,日本人のノーベル賞受賞に祝意を表しつつ,受賞は日本人の美点である強い意思,勤勉さ,誠実さ,イノベーションへの取組等の現れである旨述べました。

    2 日EU関係
     ヴァルストローム大臣から,日EU経済連携協定(EPA)は,貿易立国であるスウェーデンにとって重要であり,早期の妥結を目指していきたい旨述べました。これに対し,岸田大臣から,日本の経済政策を説明しつつ,日EU・EPAは日本の成長戦略の重要な柱であり,2015年中の大筋合意を目指して交渉加速化への協力をお願いしたい,また,戦略的パートナーシップ協定(SPA)についても早期妥結を目指したい旨述べました。

    3 女性の社会参画
     ヴァルストローム大臣から,日本の改革の取組にスウェーデンとしても協力していきたい旨発言があったことを受け,岸田大臣から,明年の「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム(WAW!)」の開催及びUN Women日本事務所開設等女性に関する日本の取組について説明するとともに,男女共同参画が進んでいるスウェーデンの知見に学びたい旨述べました。

    4 積極的平和主義

     岸田大臣から,戦後70年を通じた日本の平和国家としての歩みは不変であるとしつつ,積極的平和主義の立場から地域・国際社会の平和と安定,繁栄に積極的貢献していきたい旨述べました。ヴァルストローム大臣からは,日本の平和維持・構築への積極的な貢献を評価する,スウェーデンも平和維持・構築分野で積極的に貢献している旨発言があり,この分野でも引き続き意見交換を行っていくことを確認しました。

    5 国際場裡における協力
     岸田大臣から,国連安全保障理事会を含む国連改革について,国連創設70周年に当たる明年に具体的成果を得たい旨述べたのに対し,ヴァルストローム大臣は,国連における活動はスウェーデン外交の要であり,平和構築をはじめとする諸課題に積極的に取り組んできている,日本とも協力していきたい旨述べました。

    6 その他
     両大臣は,ウクライナ情勢についても意見交換を行ったほか,二国間関係を補完する形で「北欧・バルト8か国(NB8)+日本」の枠組みでも協力していくことを確認しました。


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