報道発表
日スイス外相会談(概要)

平成26年2月4日

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  1.  本4日午後3時50分から約35分間,岸田文雄外務大臣は,実務訪問賓客として訪日中のブルカルテール・スイス連邦大統領兼外相(H.E. Mr. Didier BURKHALTER, President and Head of the Federal Department of Foreign Affairs, Swiss Confederation)と外相会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

    1 二国間関係

     本年は,日本とスイスが修好通商条約を締結して150年目であり,両外相は,この150年間両国は一貫して友好関係にあったとの認識で一致するとともに,両国の協力関係を一層発展させていくことで合意しました。
     また,両外相は,経済連携協定(EPA)締結による貿易・投資関係の促進等,日・スイス経済関係が順調に発展しているとの認識で一致しました。

    2 国際場裡における協力  岸田外務大臣より,スイスが国際社会で独自の存在感を発揮し,グローバルな諸課題において様々なイニシアティブを発揮していることを評価するとともに,両国は共通の関心課題も多く,「世界全体の利益」に共に貢献していきたい旨述べ,ブルカルテール大統領兼外相から賛同を得ました。

    (1)安保理改革
     岸田外務大臣より,国連創設70周年である2015年に向けて安保理改革について具体的進展が得られるよう両国間で緊密に連携していきたいと述べました。

    (2)軍縮・不拡散
     岸田外務大臣より,日本は唯一の戦争被爆国として,軍縮・不拡散イニシアティブ(NPDI)を通じた取組等,「核兵器のない世界」に向けた取組を重視している旨述べ,この分野でもスイスと協力していきたい旨述べました。これに対し,ブルカルテール大統領兼外相は,核軍縮に対する日本のコミットメントを評価する旨述べました。

    (3)国際人道主義
     岸田外務大臣より,スイスが主導してきた武力紛争下における民間軍事警備会社の活動に関する「モントルー文書」を支持することを決定した旨述べるとともに,今後も国際人道主義の分野でスイスと協力していきたい旨述べました。これに対し,ブルカルテール大統領兼外相より,日本のモントルー文書への支持に感謝する旨の発言がありました。

    (4)地球規模課題
     岸田外務大臣より,スイスの防災分野でこれまでの貢献を賞賛しつつ,2015年3月に仙台で予定されている第三回国連防災会議の成功に向け,スイスの協力を要請し,ブルカルテール大統領兼外相から,防災は本年スイスが議長国となっているOSCEの重要なテーマとなっており,スイスとしてもしっかりと協力したい旨を述べました。

    3 欧州安全保障協力機構(OSCE)
     ブルカルテール大統領兼外相から本年のOSCE議長国としてのスイスの取組と方針について説明がありました。また,ブルカルテール大統領兼外相は,東アジアにおいてもOSCEのような安全保障の枠組みは参考になると述べました。岸田外務大臣からは,ブルカルテール大統領兼外相が東アジアの安全保障について関心を有していることに感謝を述べるとともに,東アジアにおける対話の枠組みにつき説明をしました。



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