報道発表
タジキスタン共和国に対する無償資金協力に関する交換公文の署名

平成26年6月26日

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  1. 1 本26日,東京において,日・タジキスタン外相会談の後,我が方岸田文雄外務大臣と先方シロジッディン・アスロフ外務大臣(H.E. Mr. Sirodjidin Aslov, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Tajikistan)の間で,以下2件の無償資金協力に関する交換公文の署名が行われました。

    (1)環境・気候変動対策無償資金協力「ハトロン州ピアンジ県給水改善計画」(供与限度額:15億8,600万円)

    (2) 人材育成支援無償資金協力「人材育成奨学計画」(供与限度額:1億800万円)

    2 各案件の概要は,それぞれ以下の通りです。

    (1)「ハトロン州ピアンジ県給水改善計画」

    タジキスタンは,水資源が豊富な国ですが,安全な水を利用できる人口は未だ限られており,都市部人口は94%が安全な水を利用できる一方,農村部人口ではこの割合が50%に留まります。その理由の一つは,既存の給水施設の大部分が旧ソ連時代に建設されたもので老朽化している上,同国独立後は維持管理が十分に行われていないことから,稼働していない施設が多いことにあります。

    この計画では,多くの住民が未だ安全な水を利用できない状況にあるハトロン州ピアンジ県において,村落給水設備の改修・新設・拡張等のための支援を行います。これにより,対象地域の住民が,安全な水を使用できるようになることが期待されます。
    なお,本案件は,我が国が2013年11月に策定した攻めの地球温暖化外交戦略「Actions for Cool Earth: ACE」の中で表明した,2013年から2015年までの3年間の気候変動分野における途上国支援策計1兆6,000億円の一環として実施するものです。我が国としては,すべての国による公平かつ実効性のある国際枠組みの構築に向け,タジキスタンと引き続き気候変動分野で連携していきます。

    (2)「人材育成奨学計画」

    この協力は,タジキスタンの若手行政官等が日本の大学に留学するために必要な経費等を供与するものです。我が国は,制度づくりや人材育成をはじめとして,タジキスタンの持続的な経済・社会発展が可能な国づくりに向けた取り組みを支援しています。

     今回の協力により,タジキスタンの将来を担う人材が専門知識を修得し,同国の経済社会開発に活かしていくとともに,これらの人材が我が国に対する理解を深めることで,二国間関係が一層深まることが期待されます。

    (参考)
     タジキスタンは,中央アジアに位置する国で,面積約14.3万平方キロメートル,人口820万人(2013年,国連人口基金資料)であり,人口1人当たりのGNI(国民総所得)は880ドル(2012年,世界銀行資料)。農業・アルミニウム生産・水力発電を主産業としている。

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