
フィリピン・ミンダナオ国際監視団への開発専門家の派遣について
平成20年8月1日
- 8月1日(金曜日)、我が国は、菊地智徳(きくち・とものり)在フィリピン日本大使館一等書記官(独立行政法人国際協力機構(JICA)より外務省に採用)を永石雅史同書記官の後任としてミンダナオ復興・開発担当上級アドバイザーに任命した。
- 菊地書記官は8月中旬以降にフィリピンに着任する予定であり、ミンダナオ和平国際監視団(本部:ミンダナオ島コタバト市)の活動が本年9月以降も延長される場合、永石書記官同様、IMTの社会経済開発部門の長として、ミンダナオにおいて復興・開発支援に従事することが期待されている。
- フィリピン政府とモロ・イスラム解放戦線(MILF)との和平交渉は、最大の懸案である「先祖伝来の土地」問題に関する合意に目処がつき、大きく進展する見通しであるが、我が国は最終和平の実現に向け協力を強化していく考えであり、状況が整えば、菊地書記官に加え、近い将来、更にもう1名の復興開発専門家をIMTに派遣することを検討中である。
(参考1)国際監視団
(参考2)わが国のミンダナオ和平支援実績
- 2006年10月以降の主な支援としては、国際監視団社会経済開発部門への永石ミンダナオ復興・開発担当上級アドバイザーの派遣、元紛争地域に対する草の根・人間の安全保障無償資金協力の集中的実施、「ミンダナオ・タスクフォース」(在フィリピンの日本大使館、JICA及びJBIC事務所より構成)の創設等。
- わが国の支援案件(総称「J-BIRD(Japan-Bangsamoro Initiatives for Reconstruction
and Development)」)は、住民に平和の配当を実感させ、ミンダナオ和平を後押ししており、和平プロセス関係者、他のドナーからも高い評価を得ている。