報道発表

「日伯戦略的経済パートナーシップ賢人会議」メンバーによる麻生外務大臣表敬

平成19年7月5日

  1. 日本とブラジル両国の経済界の主要なリーダーから構成される「日伯戦略的経済パートナーシップ賢人会議」のメンバーは、5日(木曜日)午前11時10分より約20分間麻生外務大臣を表敬訪問した。
  2. 冒頭、ブラジル側座長から、以下のとおり発言があった。

    賢人会議は、ここ20年間停滞気味であった日伯経済関係を再活性化させるための提言を採択する。2008年の日伯交流年(日本人のブラジル移住100周年)の機会に向け、両国の伝統的な信頼関係を基礎に提言実現に向けて努力したい。ブラジル側は工業界・農業界こぞって前向きな姿勢を示している。

  3. 麻生大臣より、以下のとおり述べた。

    (1)現在、世界的な環境問題への関心の高まりと科学技術の進歩を背景に、バイオエタノールの活用が話題になっている。これはまさに日伯が双方で必要としあう関係となる分野である。

    (2)伝統的な鉄鋼業に加え、バイオ燃料、自動車、インフラ整備等の新しい分野において日伯経済協力関係が再発展・加速化する動きがあることを喜ばしく思う。

    (3)記念すべき2008年を控え、日伯間の21世紀型戦略的経済パートナーシップ構築に向け民間企業の力添えを頂きたく、政府としても支援していきたい。

    (4)ブラジルを訪問することに高い関心を有しており、今後、この賢人会議の提言が具体化していくことを期待する。

  4. 賢人会議メンバーより、以下のとおり述べた。

    (1)(日本側座長)環境問題、エネルギー需給の逼迫という背景に加え、ブラジル工業の発展が、日本の高度技術と伯産業との間の協力の重要度を上昇させている。

    (2)(伯側メンバー)過去の日本企業による対伯投資は、経済的効果のみならず貧困な辺境地域を豊かな都市に変貌させる役割も果たした。かかる歴史的経緯から生まれた日伯間の伝統的な信頼関係は、両国関係において極めて重要である。

    (3)(伯側メンバー)農業分野では、既に日本人移住者による農業技術移転、金融・技術支援による大豆増産との2度の大きな協力があった。バイオ燃料に関わる協力は3番目の大きな協力となる。

    (4)(伯側メンバー)麻生大臣がブラジル訪問する場合には、提言に関連するサイトをご視察頂きたく、右実現のための協力は惜しまない。

日伯戦略的経済パートナーシップ賢人会議

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