報道発表

第1回「平和と繁栄の回廊」構想4者協議事務レベル会合について

平成19年6月28日

  1. 6月27日(水曜日)、ヨルダン側の死海において、「平和と繁栄の回廊」構想に関する第1回事務レベル会合が、杉山晋輔中東アフリカ局審議官をはじめ日本、イスラエル、パレスチナ、ヨルダン4者の専門家の出席を得て開催された。この会合は、本年3月、我が国で開催された4者協議立ち上げ会合における合意のフォローアップとして開催されたものである。
  2. 今次会合では、4者の間で本構想の推進に係る様々な事項について良い雰囲気の中で有意義な協議が行われた。

  3. 今次会合の概要と成果は以下のとおり。

    (1)我が国より、F/Sのこれまでの進展及び今後の予定について説明した。各者より、関連するプロジェクトの形成に向けた、それぞれの協力のあり方について説明があった。

    (2)農産業団地の建設候補地について、4者がそれぞれの見解が表明され、F/Sのスケジュールを考慮に入れつつ、可能な限り早期に具体的な候補地を決定することで一致した。

    (3)イスラエル側より、ダミヤ(プリンス・ムハンマド)橋の再建に合意する旨表明し、他の参加者より歓迎の意が表された。今後、4者が詳細について議論を継続していくことで合意した。

    (4)本構想の具体化に向け、情報共有や調整を直接4者で行うコンタクト・メカニズムの立ち上げに合意した。

    (5)次回の事務レベル会合を、本年10月下旬を目処に域内で開催することで合意した。

【参考】「平和と繁栄の回廊」構想

(1)小泉総理は、06年7月、将来の共存共栄の実現に向けた中長期的取組として、地域協力を通じてヨルダン渓谷の開発を図る「平和と繁栄の回廊」構想を提案し、各首脳の賛同を得た。

(2)07年3月14日、日本、イスラエル、パレスチナ、ヨルダンの閣僚レベルにより4者協議立ち上げ会合を開催(我が国より、麻生大臣が出席)し、4者間で以下につき合意した。(イ)この構想の推進のため、引き続き4者間で高い政治的関心を払っていくこと、(ロ)3月末に派遣される農産業団地・物流拠点整備のための調査団の活動を通じ、農産業団地の建設候補地の選定に優先して取り組むこと、(ハ)今後、定期的に事務レベルでの4者協議を域内で開催することとし、第1回目の事務レベル会合については、本年6月を目処に開催すること。

(3)現在、農産業団地建設に向けた調査団を現地に派遣中。

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