
杉山アジア大洋州局長とデイヴィーズ米国北朝鮮政策担当特別代表との意見交換
平成25年1月28日
本28日午後3時から約1時間半,杉山晋輔アジア大洋州局長は,外務省において,グリン・デイヴィーズ米国北朝鮮政策担当特別代表(Ambassador Glyn Davies, Special Representative for North Korea Policy)と意見交換を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 両者は,昨2012年12月の北朝鮮によるミサイル発射に関する国連安保理決議が1月22日に採択されたことや,その後に北朝鮮が核実験に言及した国防委員会声明を発出したこと等を踏まえて,今後の北朝鮮問題に対する取組について意見交換を行いました。
- 両者は,北朝鮮が一連の安保理決議や六者会合共同声明を誠実かつ完全に実施し,核実験を含めいかなる挑発行為も行わないよう強く求めていくこと,今後も,北朝鮮問題をめぐっては日米韓で引き続き緊密に連携するとともに,他の関係国,特に中国やロシアとも協力していくことを確認しました。
- また,杉山局長は,安倍政権として拉致問題を極めて重視していることを説明しつつ,改めて本件に関する米国側の理解と支持を求め,両者は,引き続き協力していくことを確認しました。