報道発表

「富岡製糸場と絹産業遺産群」の推薦書(暫定版)のユネスコへの提出及び世界遺産暫定一覧表への「平泉」の追加記載

平成24年8月23日
  1. 本23日(木曜日),外務省において世界遺産条約関係省庁連絡会議が開催され,我が国として「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(通称:世界遺産条約)に基づく「世界遺産一覧表」への記載に向け,「富岡製糸場と絹産業遺産群」の推薦書(暫定版)を本年9月末までに世界遺産条約の事務局であるユネスコ世界遺産センターへ提出することが決定されました。また,「平泉」の拡張申請のため,申請対象を世界遺産暫定一覧表へ追加記載することについても決定されました。
  2. 我が国は,引き続き「富岡製糸場と絹産業遺産群」の推薦書に必要な修正を加え,来年2月1日を締切りとする推薦書(正式版)の提出に向けた準備を進めていく予定です。また,「平泉」の拡張申請対象を追加記載した世界遺産暫定一覧表をユネスコ世界遺産センターに提出します。

(参考1)推薦書(暫定版)の提出
 毎年2月1日を締切りとする世界遺産一覧表への正式な推薦にあたっては、「世界遺産条約履行のための作業指針」の規定により、前年9月30日までに、推薦書(暫定版)を提出することにより,ユネスコからのコメント等を求めることができる。

(参考2)「富岡製糸場と絹産業遺産群」の推薦書提出に係る今後の予定
2012年9月末まで
推薦書(暫定版)のユネスコ世界遺産センターへの提出
2013年2月1日まで
推薦書(正式版)のユネスコ世界遺産センターへの提出
    夏~秋
諮問機関(イコモス(国際記念物遺跡会議))による現地調査
2014年5月頃
イコモスによる評価結果及び勧告の通知
    夏
第38回世界遺産委員会において世界遺産一覧表記載可否について審議
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