報道発表

国際連合児童基金(UNICEF)を通じた人道支援

平成24年4月2日
  1. 今般,我が国は国際連合児童基金(UNICEF)の人道支援活動に対して,総額1億1,730万ドルの資金拠出を決定しました。
  2. 本件支援は,アフリカ15カ国(エチオピア、ケニア、ジブチ、ソマリア、ウガンダ、スーダン、南スーダン、チャド、中央アフリカ、コンゴ民主共和国、ジンバブエ、ニジェール、ギニア、リベリア、コートジボワール),アフガニスタン,パレスチナ自治区,イエメンにおけるUNICEFの活動を支援するものです。
    本件支援をもってUNICEFは,アフリカにおいては,干ばつや紛争の被害を受けた子どもの栄養状態の改善や安全な水の提供のほか,ポリオ対策をはじめとする感染症対策等を行います。アフガニスタンにおいては,安全な水の提供のための衛生施設の整備,母子の栄養状態の改善等の支援を行います。また,パレスチナ自治区においては社会的脆弱者のための安全な水の提供、保健医療・栄養支援,教育・心理ケア支援等,イエメンにおいては紛争地域の児童及び国内避難民に対する支援等を行います。
  3. 我が国は,これまでもユニセフと協力して開発途上国及び被災地の子どもたちに対する人道・開発支援を実施してきており,今回の支援により,日・ユニセフ間の協力関係がより一層強化されることが期待されます。

【参考】案件概要
 (1)アフリカ災害対策等人道支援:8,490万ドル
 (2)アフガニスタン支援:約1,000万ドル
 (3)パレスチナ社会的脆弱者のための支援:1,580万ドル
 (4)イエメンに対する緊急人道支援:660万ドル

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