報道発表

国連PKO局地雷対策サービス部(UNMAS)を通じた地雷対策支援

平成24年3月30日
  1. 今般,我が国は国連PKO局地雷対策サービス部(UNMAS)を通じた総額830万ドルの人道支援の実施を決定しました。
  2. 本件支援では,紛争の影響から依然として数多くの地雷が残るアフガニスタン,スーダン,ソマリア,コンゴ民主共和国において,地雷除去及び地雷危険回避教育等を支援します。
    アフガニスタンでは,同国の安定化等のため地雷除去支援及び同国政府の地雷対策能力の強化支援を行います。またスーダン,ソマリア,コンゴ民主共和国においては,地域の安定化のため地雷対策支援・地雷危険回避教育支援・地雷除去要員の能力強化支援を行います。
  3. 地雷や爆発性戦争残存物(ERW)は,そこに住む人々の日々の生活,特に女性や子どもの安全に大きな支障をきたします。我が国はUNMASを「人間の安全保障」を推進する重要なパートナーとして認識しており,2010年はUNMASに対し,世界第一位の支援を行い,積極的に地雷対策支援を行っています。
  4. なお我が国は,対人地雷禁止条約(オタワ条約)の締約国として,地雷対策支援を重要な人道支援政策として位置づけており,UNMASを通じた支援はそうした我が国の方針と一致するものです。

(参考)国連PKO局地雷対策サービス部(UNMAS)
 国連における地雷対策支援の調整,アドボカシー活動,政策立案等を行う国連の一部局。我が国は2010年におよそ1,900万ドルの支援を行った。

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