報道発表

気候変動:「緑の気候基金」移行委員会第2回会合の開催について

平成23年7月4日
  1. 我が国は,7月13日(水曜日)及び14日(木曜日)の両日,東京(於:国連大学)にて気候変動問題に関して,「緑の気候基金」移行委員会第2回会合を,国連大学との共催により開催します(移行委員会第1回会合は,本年4月末にメキシコのメキシコシティにて開催)。
  2. 2010年末の国連気候変動枠組条約第16回締約国会議(COP16)で採択されたカンクン合意においては,途上国支援のための「緑の気候基金」の設置が決定されています。
  3. 本件会合は,メキシコのコルデロ・アロヨ大蔵・公債大臣(Mr. Ernesto Cordero Arroyo, Minister of Finance and Public Credit of Mexico),ノルウェーのヒューティル・ルンド財務副大臣(Mr. Kjetil Lund, State Secretary, Ministry of Finance, Norway)及び南アフリカのトレバー・マニュエル大統領府国家計画担当大臣(Mr. Trevor Manuel, Minister in the Presidency of the Government of the Republic of South Africa: Planning)が共同議長を務め,移行委員会メンバー国40か国(先進国15か国,途上国25か国)からの代表,国連機関,国際開発金融機関,民間企業及びNGOからの参加を得て、「緑の気候基金」の制度設計についての検討を進めることを目的としています。
  4. 我が国としては、本件会合における議論が、本年末に南アフリカ・ダーバンで開催される国連気候変動枠組条約第17回締約国会議(COP17)における「緑の気候基金」の制度設計に関する合意形成に貢献することを目指します。

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