報道発表

コンゴ共和国に対するユニセフ(国連児童基金)を通じたコミュニティ開発支援無償資金協力「コミュニティ参加を通じた子供のための環境整備計画」に関する書簡の交換

平成23年6月21日

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  1. 昨20日(月曜日)(現地時間同日),コンゴ共和国の首都ブラザビルにおいて,我が方藤田和彦駐コンゴ共和国臨時大使(コンゴ民主共和国にて兼轄)と先方マリアンヌ・フラッシュ・ユニセフ在コンゴ共和国事務所代表(Mrs. Marianne FLACH, UNICEF Representative in the Republic of Congo)との間で,5億2,900万円を供与額とするユニセフを通じたコミュニティ開発支援無償資金協力「コミュニティ参加を通じた子供のための環境整備計画(the Project for Support to Child-Friendly Environments through Community Participation)」に関する書簡の交換が行われました。
  2. コンゴ共和国では1993年以降,2003年3月まで断続的に内戦が続き,教育関連施設を含む多数の公共インフラが破壊され,同国の教育システムは深刻な影響を受けました。また、内戦に伴う周辺国への避難や貧困などが理由で多くの子ども達が初等教育を最後まで受けられない状況にあります。
  3. この協力の実施により,ユニセフと連携して就学適齢期に小学校へ入学することができなかった子ども達のための教育施設や就学前学習施設が整備され,より多くの子ども達に初等教育を受ける機会を提供することができるようになると期待されます。
  4. 我が国は,2008年5月の第4回アフリカ開発会議(TICADⅣ)等において,アフリカ諸国の教育分野における取組みへの協力を強化することを表明しており,本件協力はそれを具体化するものです。

【参考】
 コンゴ共和国は, 面積約34.2万平方キロメートル, 人口368万人(2009年), 人口1人当たりのGNIは1,830米ドル(2009年)。

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