
「ミレニアム開発目標(MDGs)官民連携ネットワーク」の立ち上げ
平成23年6月2日
- 6月2日(木曜日),外務省は,ミレニアム開発目標(MDGs)達成に向けた官民連携を促進するための枠組みとして,「MDGs官民連携ネットワーク」を立ち上げました。
- これは,2010年9月のミレニアム開発目標(MDGs)国連首脳会合において,目標達成のために,政府のみならず市民社会,民間セクターなどによる取組を加速させる必要があるとの認識が共有されたことなどを受けたものです。
- 本ネットワークは,途上国の開発ニーズ,MDGs達成に貢献する民間企業の取組,途上国の現場で開発支援を行う際に必要とされる情報の発信などを通じて, MDGs達成に向け官民の連携を進め,民間企業や市民社会の活動を 推進していくことを目指します。
【参考】ミレニアム開発目標(MDGs)
2000年9月にニューヨークで開催された国連ミレニアム・サミットで採択された国連ミレニアム宣言を基にまとめられた開発分野における国際社会共通の目標。
極度の貧困・飢餓の撲滅、初等教育の完全普及の達成、乳幼児死亡率削減等、2015年までに国際社会が達成すべき8つの目標を具体的数値とともに掲げている。
(目標1)極度の貧困と飢餓の撲滅
(目標2)初等教育の完全普及の達成
(目標3)ジェンダー平等の推進と女性の地位向上
(目標4)乳幼児死亡率の削減
(目標5)妊産婦の健康の改善
(目標6)HIV・エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延の防止
(目標7)環境の持続可能性の確保
(目標8)開発のためのグローバル・パートナーシップの推進