報道発表

レーク国連児童基金(ユニセフ)事務局長の来日

平成23年6月1日
  1. 6月1日(水曜日)から5日(日曜日)まで,アンソニー・レーク(Mr. Anthony Lake, Executive Director)国連児童基金(ユニセフ)事務局長は,ミレニアム開発目標(MDGs)フォローアップ会合への出席を目的として来日する予定です。
  2. レーク事務局長は,日本滞在中,MDGsフォローアップ会合への出席,東日本大震災の被災地訪問等を行う予定です。
  3. 我が国は,ユニセフと協力して開発途上国及び被災地の子どもたちに対する人道・開発支援を実施してきており,今回のレーク事務局長の来日により,日・ユニセフ間の協力関係がより一層強化されることが期待されます。

【参考】
1.国連児童基金(ユニセフ)
1946年設立。当初は戦争により荒廃した欧州地域の子どもたちに対する緊急援助を目的としていたが,1950年代に入り,開発途上国及び被災地の子どもに対する援助機関として変革。1965年にはユニセフはその業績を高く評価され,ノーベル平和賞を受賞した。重点分野は,(1)子どもの生存と成長,(2)基礎的教育と男女間の平等,(3)HIV/エイズ,(4)子どもの保護,(5)政策提言とパートナーシップ。2011年5月現在,開発途上国を中心として,約350の現地事務所を配置している。
ユニセフは東日本大震災発生直後より,活動主体である(公財)日本ユニセフ協会に協力し,母子を中心とした被災者支援を実施。子どもの心のケアのための「子どもに優しい空間」・「ちっちゃな図書館」の展開及び「レクリエーション・キット」・「箱の中の幼稚園」の提供,被災地の子どもたちの学校復帰を支援する「バック・トゥ・スクール」キャンペーンの実施,乳幼児健診・予防接種の再開支援等。

2.レーク・ユニセフ事務局長
  第6代事務局長。任期は2010年5月1日から2015年4月30日までの5年間。
その職歴は国務省・民間・大学等多岐に亘り,オバマ大統領の大統領選挙当時の外交政策アドバイザー。ユニセフ事務局長としての来日は今回が2回目。

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