報道発表

北朝鮮人権状況決議の第16回人権理事会における採択

平成23年3月25日
  1. 3月24日(木曜日)(現地時間),ジュネーブで開催中の第16回人権理事会において,我が国及びEUが共同提出した北朝鮮人権状況決議が,4年連続で,賛成多数により採択されました。
  2. 本決議では,北朝鮮における様々な人権侵害,拉致問題等に深刻な懸念を表明し,北朝鮮人権状況特別報告者の任期を一年延長することを決定しました。
  3. 北朝鮮の人権状況改善のためには,国際社会が連携して,北朝鮮に対して具体的行動の働きかけを継続することが重要です。本決議により北朝鮮人権状況特別報告者が継続して活動し,拉致問題を含めた北朝鮮の人権状況改善のために貢献することを期待しています。
  4. 我が国としては,北朝鮮が,拉致問題の早期解決を含めた人権状況の改善や,北朝鮮人権状況特別報告者の受入れを含めた国際社会との協力に向け具体的行動をとるよう引き続き働きかけていく考えです。

【参考1】投票結果
賛成30(28)票,反対3(5)票,棄権11(13)票で採択(括弧内は,昨年3月の第13回人権理事会における投票結果。)。賛成30は過去最多の得票数。

【参考2】人権理事会
2006年3月の国連総会で採択された決議に基づき,国連における人権問題への対処能力強化のため,国連総会の下部機関としてジュネーブに設置。理事国数は47か国から構成される(アジア13,アフリカ13(),ラテンアメリカ8,東欧6,西欧7)。なお,我が国は,人権理事会設立以来,理事国を務めている。
)リビアの人権理事会理事国資格は停止されている。

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