
11か国・機関の駐日大使等による山花政務官への表敬
平成23年2月9日
- 本9日(水曜日)午後4時から約40分間,ニュージーランド,ハンガリー,仏国,英国,イタリア,カナダ,米国,スペイン,EU,オーストラリア及びコロンビアの駐日大使等が山花郁夫政務官を表敬しました。
- 11か国・機関の駐日大使等からは,子の親権を巡る問題がそれぞれの国と我が国との関係で問題となっているとの発言があり,また,この問題の解決に向けて,我が国が「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約」(ハーグ条約)を早期に締結することへの期待等が表明されました。
- これに対し,山花政務官からは,子の親権を巡る問題の深刻さを認識しており,困難な状況に置かれた子の福祉を重視することを基本としつつ,外務省としてできる限りの取組を行っている旨述べた上で,ハーグ条約の締結の可能性について,政府内において真剣に検討を進めてきていることを説明しました。
- 最後に,双方は,子の福祉の観点から適切な措置が講じられるよう,外務省と各大使館との間で密接な協力関係を維持していくことで一致しました。