
北朝鮮問題をめぐる日米韓会合
平成23年11月17日
- 本17日(木曜日)20時30分(現地時間19時30分)から約2時間,インドネシアのバリにおいて,杉山晋輔アジア大洋州局長は林聖男(イム・ソンナム)韓国外交通商部朝鮮半島平和交渉本部長及びカート・M・キャンベル米国国務次官補(Dr. Kurt M. Campbell,Assistant Secretary of State)との会合を行いました。
- 会合において,日米韓の出席者は,10月24日及び25日に行われた第2回の米朝対話を受けた北朝鮮をめぐる最近の情勢について意見交換し,最近の南北対話や米朝対話は対話を通じた問題解決に向けた動きではあるが,北朝鮮による具体的行動は依然として見られておらず,北朝鮮に対し,非核化を始めとする六者会合共同声明におけるコミットメントを真剣に履行する意思を具体的な行動によって示すよう求めていく,との点で一致し,今後とも日米韓の三カ国で緊密に連携していくことを確認しました。
- また,杉山局長より,拉致問題をめぐる現状と一日も早い解決の必要性について改めて説明し,米韓双方の理解を得ました。