報道発表

日中歴史共同研究報告書の発表

平成22年1月31日
  1. 2006年12月より行われてきた日中歴史共同研究は、昨年12月24日に第4回全体会合(最終会合)を開催し、本年1月中に委員の執筆した自国語の論文(報告書)を発表することで合意しました。
  2. 最終会合開催後、日中委員間で調整を続けてきた結果、本日、報告書を公表することとなりました。なお、報告書の翻訳版は今後数ヶ月以内に発表する予定です。

 

(参考)日中歴史共同研究


◆目的

戦後60年を含めた二千年余りの日中関係史について、両国の有識者間で忌憚のない議論を重ね、歴史に対する客観的認識を深めることで相互理解を増進すること。

◆経緯

  • 2006年10月、日中首脳会談において歴史共同研究の同年内立ち上げにつき一致。同11月、日中外相会談において、歴史共同研究の実施枠組みにつき一致。
  • 2008年5月、胡錦濤国家主席訪日時に両国首脳間で同共同研究の果たす役割を高く評価し、今後も継続していくことで一致。

 ◆委員


(構  成) 日中の有識者各10名を構成員とする委員会を立ち上げ、「古代・中近世史」及び「近現代史」の2つの分科会を設置した。
(座  長) [日]北岡伸一 東京大学大学院法学政治学研究科教授
        [中]歩 平  中国社会科学院近代史研究所所長
(事務局) [日]日本国際問題研究所、[中]中国社会科学院近代史研究所

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