
日本SAARC(南アジア地域協力連合)防災シンポジウム「ハザードマップを利用したSAARC域内の防災協力」の開催
平成22年1月19日
- 1月20日(水曜日)、神戸市内において、アジア防災センター(ADRC)とSAARC防災管理センター(SDMC)の共催により、日本SAARC防災シンポジウムが開催されます。本件シンポジウムには、ミンジュン・ドルジ・ブータン内務文化大臣、アブドゥル・シャヒド・モルディブ住宅・運輸・環境担当大臣他、SAARC加盟各国の政府関係者や、防災分野に関する日本の有識者、自治体関係者が参加し、我が国政府からも、小原雅博アジア大洋州局審議官等が出席します。
- 本件シンポジウムへの参加者は1月19日(火曜日)に兵庫県内の防災関連施設等を視察し、シンポジウム当日の20日(水曜日)には、各国のハザードマップの整備状況、課題点等につき報告するとともに、ハザードマップを用いたSAARC域内防災協力につき議論し、提言をとりまとめる予定です。なお、本件シンポジウムは、SAARCに対する域外国からの唯一の支援である日本・SAARC特別基金によって実施されるものです。
(参考1)SAARC(南アジア地域協力連合)
1985年12月にバングラデシュで開催された首脳会議により正式に発足した、比較的緩やかな地域協力の枠組。加盟国は、南西アジアの8か国(インド、パキスタン、バングラデシュ、スリランカ、ネパール、ブータン、モルディブ、アフガニスタン)。オブザーバーとして、日本、中国、米国、EU、韓国、イラン、モーリシャスが参加している。
(参考2)日本・SAARC特別基金
SAARC加盟国間の信頼醸成及び同地域の安定、域内連結性向上を図ることを目的として、1993年に設立。