談話

平成25年11月13日

1 本13日,豪州のシドニーで開催中のIFRC総会において会長選挙が行われ,近衞忠煇日本赤十字社社長(兼IFRC会長)が,IFRC会長に再選されました。

2 我が国は,今回のIFRC総会において近衞社長がIFRC会長に再選されたことを歓迎します。

3 今次再選は,近衞社長のIFRC会長としての4年間の功績が評価されたものであり,会長としてIFRCの更なる発展に貢献されることを期待します。

4 なお,日本赤十字社は,今般のフィリピン中部の台風被害支援として,医師・看護師等から構成される基礎保健緊急対応ユニットチームの派遣を決定した他,IFRCの現地調査・調整チームに1名を派遣,フィリピン赤十字社救援活動に2名を派遣しました。また,救援金の受付,安否調査の支援を実施しています。

(参考1)国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)会長選挙概要:

選挙日程: 本年11月13日,豪・シドニー開催のIFRC総会にて実施
形式: IFRC加盟の赤十字・赤新月社による投票
会長の任期: 4年間。連続2期まで可
立候補者: 近衞現会長とランダー・ベネズエラ赤十字社社長の2名
近衞社長は,2009年以来IFRC会長職を務めていた。

(参考2)
 IFRCは1919年に設立され,中立的立場からの人道支援に90年の歴史があり,1963年にはICRC(赤十字国際委員会)と共にノーベル平和賞を受賞し国際的評価も高い。


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