記者会見

岸田外務大臣会見記録

(平成25年4月26日(金曜日)8時34分 於:官邸エントランスホール)

冒頭発言

(1)中南米及びロサンゼルス出張について

【岸田外務大臣】4月28日から5月5日までメキシコ、ペルー、パナマ、ロサンゼルスを訪問いたします。
 中南米は、経済成長著しく、資源が豊富な成長センターです。民主主義や法の支配など基本的価値を共有する重要なパートナーです。このような中南米との協力強化の方向性を示す政策スピーチを行う予定にしております。
 そして、ロサンゼルス地域には、北米最大の約18万人の日系人コミュニティーがあります。多数の日系企業も進出しております。現地関係者と意見交換を行い、関係強化を図る予定にしております。

(2)ファビウス・フランス外務大臣の訪日について

【岸田外務大臣】ファビウス・フランス外務大臣の訪日です。5月7日、来日するフランスのファビウス外務大臣との間で、第3回目となる日仏外相戦略対話を行う予定にしております。

日韓関係

【TBS 井本記者】安倍総理と韓国の朴槿恵大統領との間で応酬が続いているみたいですけれども、一般論としてこういうような状況は望ましいとお考えでしょうか。

【岸田外務大臣】日本と韓国の関係は大切な二国間関係であり、我が国にとって基本的な価値を共有する大切な隣国だと、韓国については認識をしております。
 引き続きまして、政治レベルでの意思疎通を図ることは重要だと考えております。個別の問題が関係全体に影響を及ぼさないように、しっかりとコントロールしていかなければいけないと考えています。

ゴールデンウィーク中の北朝鮮対応

【朝日新聞 山岸記者】明日からゴールデンウィークで、閣僚の外遊も相次ぎますけれども、北朝鮮への対応、備えをお願いします。

【岸田外務大臣】この点は、政府全体として万全を期したいと思います。
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