広報文化外交

平成26年10月10日
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)

 本10日午後3時35分頃から約10分間,外務省及び共同通信社の招待により来日中のイェトナイェト・アベベ・ビキラ氏(Mr. Yetnayet Abebe Bikila,1964年東京オリンピック金メダリストであるアベベ・ビキラ氏御子息)は,安倍内閣総理大臣を表敬したところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭,安倍総理から,1964年東京オリンピック開会からちょうど50周年にあたる日にイェトナイェト氏に会えて嬉しい,御尊父アベベ選手の偉業は今も多くの日本人の心に焼き付いている。去る1月の貴国訪問時に,100足のシューズを貴国の少年少女に寄贈したが,それら少年少女達が2020年東京オリンピック・パラリンピックで活躍する姿を期待する旨述べました。

2 イェトナイェト氏は,1964年東京オリンピックのマラソン競技においてアベベ選手が1位でテープを切る場面の写真パネルを安倍総理に贈呈しつつ,安倍総理に再会できてうれしい,今でも父の偉業が日本の政府や国民の心に残っていると感じ,うれしい旨述べるとともに,総理よりシューズを頂いたことは,エチオピアだけでなくアフリカの未来のアスリートにとって大変有意義なことであるとして,改めて謝意の表明がありました。


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