アメリカ合衆国

日米首脳会談

平成29年5月26日

英語版 (English)

 5月26日午前10時35分頃から約55分間,イタリアのタオルミーナ出張中の安倍晋三内閣総理大臣は,ドナルド・トランプ米国大統領(The Honorable Donald Trump, President of the United States of America)との間で日米首脳会談を行ったところ,概要以下のとおり。

1 冒頭

 トランプ大統領から,安倍総理は私の友人であり,いい関係を構築することができた,北朝鮮について話すこともあるし,テロの問題について話すこともある,特に北朝鮮の問題は世界的な問題であり,絶対解決しなければならない問題である旨述べた。
 これに対して安倍総理から,再会でき嬉しい,トランプ大統領の中東とNATO訪問の成功に祝意を表する,トランプ大統領が世界の安全保障に力強くコミットしている姿勢を示したことを評価している,国際社会の課題について日米の連携を確認したい旨述べた。

2 テロ

 両首脳は,英国のマンチェスター劇場で発生した恐ろしいテロ攻撃に際し,テロの脅威に結束して対応していく決意を新たにした。

3 地域情勢

(1)北朝鮮

 両首脳は,北朝鮮問題に関して政策のすりあわせを行い,今は対話ではなく圧力をかけていくことが必要であること,中国の役割が重要であることを改めて確認した。
 また,両首脳は,韓国を始めとする関係諸国と連携しつつ,更なる制裁や国連安保理での緊密な連携を通じて北朝鮮に対する圧力を強化することの重要性を改めて確認した。
 さらに,両首脳は,北朝鮮の脅威を抑止するため,日米は防衛態勢と能力の向上を図るべく具体的行動をとることで一致した。
 同時に両首脳は,日米両国が北朝鮮の非核化を実現するためにすべての国々と協働していくことで一致した。
 また,安倍総理からは,地域の安全保障の観点からは,この地域における米軍の強力なプレゼンスが重要であり,米側の協力を期待している旨述べた。

(2)海洋

 安倍総理から,米国の抑止力が東南アジアを含む地域安定の鍵である旨述べ,南シナ海に関し,米海軍のプレゼンスの向上を評価し,「航行の自由」作戦を強く支持する,トランプ大統領のAPECとEASへの参加表明は,米国の強い意思を示すものである旨述べた。また,両首脳は,東シナ海における日米間の緊密な連携を改めて確認した。

(3)中国

 安倍総理からは,日中間の対話を強化していきたい旨述べ,今後の日中関係の取り進め方についても説明した。

4 G7サミット

 安倍総理から,北朝鮮の動き等は,G7が支えてきた国際秩序に対する挑戦であり,G7の結束が揺らがぬことを示すべく,トランプ大統領と連携したい,経済に関し,自由で公正な貿易の重要性について,G7首脳会合で発言する考えである,国際的な問題の解決のため,ロシアとの対話が重要であると述べたのに対し,トランプ大統領からは,安倍総理の発言全体に対する同意が示され,特に,自由で公正な貿易の重要性について支持するとの発言があった。


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