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外務大臣会見記録
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平成29年9月19日
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1.冒頭発言

【河野外務大臣】この,国連総会の関係の会合でもミャンマーのラカイン州における,ムスリムの問題が話題になっておりますので,少し日本政府として,対応を申し上げたいと思います。日本政府はこの治安部隊に対する武装勢力による襲撃行為を強く非難するとともに,現地の人権・人道状況,あるいは住民殺害の疑惑,あるいは40万人が現実に避難民として流出していることに対して,深刻な懸念を有しております。

 また,バングラデシュの外務大臣との会合の中で,バングラデシュ政府が,避難民に対する人道的な支援を行っていることを高く評価申し上げました。日本政府としてはミャンマー及び避難民の受け入れをしているバングラデシュ政府に対しまして,400万ドルを上限とする緊急支援を近日中に実施をする予定でございます。

 また,21日から,現地時間の21日から堀井巌大臣政務官をミャンマーに派遣して,ミャンマー政府と意見交換を行うとともに現地の状況を確認をしてきてもらいたいということを思っております。21日から派遣致します。

 バングラデシュにつきましては,近い将来,政府のハイレベルでやはり同じように,状況確認のため,派遣をしていきたいというふうに思います。日本政府としては,バングラデシュがやってきてくれている人道支援,しっかりと支援をしていきたい,後押しをしていきたいと思っておりますし,ミャンマー側がこれから採るであろう取り組みを支援をして参りたいと思っております。

 それから,今日は一連のマルチの会合の間に,イギリス,カナダ,UAE,それからさきほどEUのモゲリーニ上級代表と会談を行いました。主なトピックは北朝鮮の問題につきまして,安保理の完全な履行,並びに北朝鮮の労働者,あるいは北朝鮮との外交関係の問題,あるいはEUは,EUが独自制裁を検討しているということでございますので,そうしたことに触れながら北朝鮮に更なる圧力をかけていく,そして北朝鮮が非核化の意思を明確にして,具体的な行動を取るとともに対話のテーブルにつくことが重要だということをお互いに確認しました。

 また,マルチの会合では,質の高いインフラ投資の促進に関する会合で,質の高い輸出拡大イニシアチブ,あるいは自由で開かれたインド太平洋戦略などの我が国の取り組みを紹介をすると同時に質の高いインフラ投資の推進にこれからも取り組んでいく必要性というものを,発信を致しました。

 それから,先ほどの,気候変動の会合の中で,メキシコの環境大臣がいらっしゃいましたので,先の地震に関するお見舞いとお悔やみを申し上げるとともに,我が国が採れる必要な支援があれば何なりと要請をしてほしいということを申し上げました。私からは以上です。


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