外務副大臣・外務大臣政務官

平成26年3月24日
石原政務官による感謝状授与
ボランティア代表の挨拶
来賓国会議員一同と小渕JICA議連事務局長による乾杯
1. 3月24日(月曜日),JICAボランティア事業参加者に対する外務大臣感謝状授与式及び懇談会がJICA市ヶ谷ビルにおいて執り行われ,石原宏高外務大臣政務官より帰国ボランティア一人一人全員に直接感謝状が授与されました。

2. 授与式及び懇談会には,今回の感謝状授与対象者である青年海外協力隊員,シニア海外ボランティア計103名のほか,「日本の国際協力~特に青年海外協力隊の活動~を支援する国会議員の会」(JICA議連)の国会議員7名(小渕優子衆議院議員,小熊慎司衆議院議員,大野敬太郎衆議院議員,菅野さちこ衆議院議員,黄川田仁志衆議院議員,桜井宏衆議院議員,野間健衆議院議員),企業関係者など,約150名が参加しました。

3. 授与式では,石原政務官から,安倍総理がJICAボランティアについて,第5回アフリカ開発会議(TICAD V)において「わが国外交の王冠の宝石」と称し,国際オリンピック委員会総会において「開発途上国の人々の琴線に触れてきた」と表したことを紹介しつつ,JICAボランティアの高い志が我が国への信頼の強化につながっていることに感謝の意を述べました。また,これまでに訪問した国々でJICAボランティアの活動に感銘を受けた旨述べるとともに,任国の情勢悪化に伴い退避せざるを得なかった隊員に触れつつ,全員無事に帰国したことに改めて喜びを表明しました。これに対し,帰国ボランティア代表からは,現地の人々やともに出発した仲間の存在が心の支えになり任期を全うすることができたと述べつつ,周りの人々の支援や授与式開催に対する感謝とともに,現地での経験を活かして日本社会に貢献していきたいとの決意の表明がありました。

4. 続いて行われた懇談会においては,帰国ボランティア代表からフィジーにおける体育・音楽・図工の巡回指導や,教員への技術的な支援,及びパナマにおける学校での環境教育や,地方農村部コミュニティの住民グループに対する,環境に配慮した商品の開発,製作,販売の支援に関する報告がなされる等,現地社会に溶け込んで展開されたボランティアの活動状況や成果,また,帰国ボランティアの今後の進路等についての報告・意見交換がなされ,ボランティア事業による国際貢献について改めて認識するとともに,途上国経験を生かしたボランティアOB・OGの今後の社会での活躍が期待される内容となりました。

外務副大臣・外務大臣政務官へ戻る