外務副大臣・外務大臣政務官

平成29年4月3日
武井政務官による挨拶 (写真提供:JICA)
感謝状の授与 (写真提供:JICA)
懇談会に出席の来賓国会議員ご紹介 (写真提供:JICA)
  1. 3月24日(金曜日),帰国JICAボランティアに対する外務大臣感謝状授与式及び懇談会がJICA市ヶ谷ビルにおいて執り行われ,武井外務大臣政務官から帰国ボランティア一人一人に直接感謝状が授与されました。
  2. 授与式及び懇談会には,武井政務官,青年海外協力隊員及びシニア海外ボランティア43名に加えて,「日本の国際協力~特に青年海外協力隊の活動~を支援する国会議員の会」(JICA議連)に所属する髙木義明衆議院議員,三原朝彦衆議院議員,山本幸三衆議院議員,馳浩衆議院議員,中山泰秀衆議院議員,羽田雄一郎参議院議員,大西英男衆議院議員,三ツ林裕巳衆議院議員,及び野間健衆議院議員のほか,田中和徳衆議院議員,岩井茂樹参議院議員が参加しました。また,山田滝雄外務省国際協力局長や鈴木規子国際協力機構(JICA)理事他の外務省,JICA関係者等も合わせ,全体で約90名が参加しました。
  3. 授与式冒頭,武井政務官から,本年1月にベリーズを訪れた際に現地で青年海外協力隊と意見交換をしたことに触れつつ,JICAボランティアが現地の人々と労働と生活を一緒にしながら活動していることに対してねぎらいの言葉を述べました。また,昨年7月に青年海外協力隊が,アジアのノーベル賞ともいわれるフィリピンの「ラモン・マグサイサイ賞」を受賞したことに触れつつ,JICAボランティアの活動が,着実な成果を残すとともに,日本と開発途上国の友好関係の強化において重要な役割を果たしていると感謝の意を述べました。さらに,国内外問わず,JICAボランティア事業で得た知見や能力を積極的に社会に還元してほしいと今後の期待を述べました。これに対し,帰国JICAボランティア代表としてモザンビークにパソコンインストラクターとして派遣されたボランティアからは,2年間の活動を通じて得たものを日本や国際社会に還元していきたいとの決意が述べられました。
  4. 続いて行われた懇談会においては,髙木義明衆議院議員,山本幸三衆議院議員及び馳浩衆議院議員による御挨拶,田中和徳衆議院議員による乾杯の御発声が行われました。また,来賓企業からの御挨拶に続き,帰国JICAボランティア代表としてベトナムに派遣されたマーケティングのボランティア及びチリに派遣された日本語教育のボランティアから活動報告が行われ,日本と派遣国における環境や習慣等の違いによる苦労や失敗,それを支えてくれた家族や友人,現地の人々への感謝,自身の活動の様子などが述べられました。また,帰国ボランティアの進路やボランティア活動経験の社会還元等についての意見交換がなされ,JICAボランティア事業についての認識が深まるとともに,帰国JICAボランティアの今後の社会での活躍が期待される内容となりました。

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