国連外交

国連PKOに関するハイレベル会合(概要と評価)

平成26年9月29日

英語版 (English)

 9月26日,ニューヨークの国連本部において国連PKOに関するハイレベル会合が開催されたところ,概要及び評価は以下のとおりです。

1 概要

  • (1)9月26日,ニューヨークの国連本部において,30名余りの首脳・閣僚級が参加し,国連PKOに関するハイレベル会合が開催されました。
  • (2)本会合では,国際社会の平和と安全の維持のため一層重要性を増しつつも多くの課題に直面している国連PKOを支援していく目的から,PKOの主要な財政貢献国,要員派遣国等が集まって新たな貢献策を打ち出す等、活発な議論が行われました。

2 安倍総理スピーチの概要(日本語(PDF)英語(PDF)

 共催国である我が国より,国連PKOは世界の平和と安全にとって極めて重要な取組みであり、潘基文国連事務総長の戦略的レビューを支持するとともに,積極的平和主義の立場から(1)国連PKOへの積極的な参加,(2)文民部門や女性を含む幅広い分野での能力構築支援,(3)アフリカにおける早期展開支援、について具体的貢献策を表明しました。

3 評価

  • (1)本件会合では,我が国を始め共催国である米国,ルワンダ,パキスタン及びバングラデシュや国連PKOに貢献している他の加盟国からも新たな貢献策が表明され,成果文書として共同声明が発表されました。
  • (2)各国より国連PKO活動に対して新たな前向きの政治的なメッセージが表明されたことで,潘基文国連事務総長が着手している国連PKOに関する戦略的見直し作業に対する加盟国の後押しになることが期待されます。
  • (3)日本は共催国として安倍総理が参加し具体的な貢献策を発表することで確かな存在感を示すことができました。今後、積極的平和主義の考え方に基づき国連PKOに更に貢献していく方針です。

【参考】

  • (1)共催国からの参加者(安倍総理を除く)
    バイデン米国副大統領,潘基文国連事務総長,カガメ・ルワンダ大統領,ハシナ・バングラデシュ首相,シャリフ・パキスタン首相
  • (2)その他の参加国(エチオピア首相を除き閣僚レベル等)
    エチオピア,独,英,仏,ウルグアイ,インドネシア,セルビア,スウェーデン,デンマーク,ノルウェー,オランダ,ネパール,クロアチア,ラトビア,アイルランド,エジプト
  • (3)本件会合の共同声明(日本語(PDF)英語(PDF))のポイント
    ・昨今の危機に対処するため国連PKOが多くの課題に直面していることに留意し,国連PKOへの支持を再確認。
    ・国連事務総長による国連PKOに関する戦略的見直しを支持する旨を表明。
    ・本件会合参加国以外の国や国際社会に対し国連PKOに対する新たな支援を呼びかけた。
    ・2015年9月の総会において再度会合を開催し,進捗確認,新たな課題の分析,更なる貢献策の発掘を行う旨を表明。


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