大洋州

安倍昭恵総理夫人とブロデリック・オーストラリア人権委員会性差別担当コミッショナーとの懇談(概要)

平成25年12月17日

英語版 (English)

 本17日,安倍昭恵総理夫人は,NPO法人国連ウィメン日本協会が主催したシンポジウムでの基調講演のため来日した,エリザベス・ブロデリック・オーストラリア人権委員会性差別担当コミッショナー(Ms. Elizabeth Broderick, Sex Discrimination Commissioner)と懇談しました。

ブロデリック・コミッショナーからは,まず安倍総理が率先して女性が活躍できる社会の形成を目指す取り組みを行っていることを高く評価している旨の発言があり,続いて女性の経営責任者の数を増やすべく自らが組織したメール・チャンピオンズ・オブ・チェンジ(Male Champions of Change)の会について,その設立経緯や成果について説明がありました。また,様々な社会的弱者を取り込んだ多様性に富む社会形成のために,まずは人口の半分を占める女性の立場向上を図ることが重要である旨述べました。

安倍総理夫人は,日本も様々な方策を打ち出しているものの,企業経営陣など意志決定が出来るところへの女性の参加が十分ではない旨言及しつつ,他方,日本では介護現場における女性の負担も増していることから,その軽減も重要となっている旨説明し,共感を得ました。また,日本でも自ら起業したり,NGOなどで活躍している人が多くおり,彼女たちのネットワークの形成,拡大を支援し,女性ならではのリーダーシップの在り方を確立していくことの重要性を述べました。

 双方は,性差別をはじめ日豪両国が抱える共通の課題に取り組むため,今後とも情報の共有,交換をしていきたい旨述べました。

(参考)

1 オーストラリア人権委員会:1986年に法令によって設置された独立委員会。性差別や年齢差別などの問題に取り組む。委員長及びコミッショナーは司法長官が任命。同長官経由で議会へ報告をする。

2 メ-ル・チャンピオンズ・オブ・チェンジ(Male Champions of Change):2010年8月にブロデリック・コミッショナーが,女性たちの経営への参画を促進するため,影響力のある男性を巻き込むことの重要性を唱えて組織した,オーストラリアの男性経営責任者たちの会。カンタス航空など主要企業のCEOの他,政府高官,国防軍の陸軍本部長なども名を連ねる。


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