ICOC立ち上げ会合(11月25日)
11月25日、蘭(ハーグ)にて、「弾道ミサイルの拡散に立ち向かうための国際行動規範(ICOC)」の立ち上げ会合が開催され、ICOCが正式採択された。(参考:ICOCの概要)
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93カ国がICOCへの参加を表明(うち77カ国が同会合に出席)
アジア・太平洋地域からは、日本、豪、韓、フィリピン、東チモール等が参加。
(主な不参加国:中国、北朝鮮、イラン、印、パキスタン、イスラエル、イラク。)
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ICOC採択後、各国代表がスピーチを行なった。各国とも概ね以下 の点を強調した。
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大量破壊兵器を運搬可能な弾道ミサイルの拡散は地域的及び世界的な平和と安全への脅威。 |
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ICOCは、弾道ミサイルの拡散を防止する上での重要な第一歩 |
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より多くの国が参加し普遍性が向上することが望ましい。
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日本からは、新藤外務大臣政務官が出席。日本代表ステートメント(和文仮訳・英語版)の中で、東アジア地域における弾道ミサイルの拡散は日本の現実且つ重大な問題である、特に北朝鮮の核問題や弾道ミサイル問題は拉致問題とともに日本の最優先課題であり、強い意志で日朝国交正常化交渉に臨んでいることなどにつき述べた。
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